エンディング1 ――少女と少女――


シーンプレイヤー:アルヴィラ/タロット:カゲムシャ(正)

RL:というわけでエンディング。

ハイン:アルヴィラの《不可触》に《ファイト!》しておきます。どう考えても仕事ほっぽり出してきたアルヴィラは危ないんで(笑)。

アルヴィラ:ありがとうございます! ありがとうございます!(爆笑)

RL:妥当なところだね(笑)。

アルヴィラ:総司令官殿から何か用事を賜って、その解決に向かってたといったあたりで。

RL:ならそういったシーンをやろうか。

アルヴィラ:稲垣に取次ぎすぎたんで、そこからリッツガルドに居場所がバレました。連絡が付けられました。《不可触》で言い訳をしました。そんなこんながあってセクレタリを切ったところから。

ハイン:《ファイト!》で証拠を渡せばいいんですね。

アルヴィラ:「ふう……まったく、ごちゃごちゃうるせえなあ晴海の奴も。あいつはあいつで好き勝手やってるくせによー。ま、とりあえず、ハインのおかげで、もう少しこっちで羽を伸ばせそうだな」 大きく伸びをする。

RL:PSは達成したかな。街の観光をしながら。

アルヴィラ:「にしても、ちょっと息抜きに来ただけのつもりだったのに、妙なことに巻き込まれちまったもんだなあ。ハインよ」

ハイン:「そうですねぇ。しかしバカンスを、ということは、もう少し仕事から逃げたいんですか?」

アルヴィラ:「別に仕事が嫌だってんじゃねえけど、少なくとも晴海は個人的な理由で回してきてるぜ」

ハイン:「(クスクスと笑って)そういえばアルヴィラ。あなたの母上は?」

アルヴィラ:「いやー……それが、なあ。よく覚えてねえんだ。とっくに病気でくたばってるとは聞いてるんだが。詳しいこと聞こうとしてもはぐらかされちまうし、ひどい時は当身で終わったよ」

ハイン:プッと吹き出して、「なるほど。じゃあ、うちに来てみない?」

アルヴィラ:「おまえんちに?」

ハイン:「前に渡したチケット、あるでしょ。今度父上の誕生日パーティーをするから。それに来ないか」

アルヴィラ:「あー……」と少し考えてから、ペルソナをカリスマに。「それは、総司令官殿から、我がリッツガルド代表代理へのお誘いですか?」 半分冗談めかして。

ハイン:「いいや」ニヤッと笑って、「ハインリヒ・ヴィルヘルムという人間が、アルヴィラ……ミリィだっけ? そういった名前の少女を我が家に誘うだけさ

アルヴィラ:プッと吹き出して、「アハハハ、まったく、あんたとこんな話をするようになるとは、思わなかったなあ」

ハイン:「そう、ですね」

アルヴィラ:「それじゃ、おかげ様で合法休暇がさらに伸びるということで……お誘い受けさせてもらいましょうか」

ハイン:「はい。アルヴィラが喜んでくれて私も嬉しいよ」《天罰》を使用して、軌道上でエアハルトの誕生会を開きまーす。


アルヴィラ:「まあ、それはそれ。今はN◎VAにいるんだからこっちも楽しもうぜ。ちょっと寄っていきたいところもあるんだ。金剛製鉄流の……」(爆笑)

ハイン:「はいはい」 アレかあ、とか思いながら(笑)。






エンディング2 ――サンタクロース・イズ・カミング・トゥ・コロニー――


シーンプレイヤー:ハインリヒ/タロット:カリスマ(正)

ハイン:しまった……この流れ……おかんが出る(一同笑)。

RL:場所はドイツのコロニー。ヴィルヘルム家所有の物。

ハイン:すげー。


アルヴィラ:「この度はお誘いいただきありがとうございます」


RL:おかん……どんな生き物なんだ。

ハイン:私も考えてませんよ(笑)。


RL:なら天蓋付きの玉座には白いヴェールが垂れていて、その向こうに鎮座している(爆笑)。

ハイン:何その御前様みたいな生き物

ママ:「あらハインちゃん。久しぶりねぇ」

ハイン:「久しぶりっ!」 地上じゃ見れない対応です。

アルヴィラ:軽っ。

ママ:「エアちゃん。また好き勝手暴れたみたいねぇ」

RL:そしてしどろもどろになるエアハルト。「いやー、あれはなー」

ハイン:はい、SAN値チェックー(爆笑)。

エアハルト:「ちっ! まァ、いいじゃねえか。事は上手くいきつつあるんだ」

ママ:「……それもそうねぇ。今はあなたの誕生日だから、これ以上はよしましょうか」

ハイン:「はい、父上。お酒ですよ」

エアハルト:「これは……武蔵じゃねェか!

ハイン:「彼女が手伝ってくださいました」

アルヴィラ:「いえ、私は大したことはしてませんわ。あなたのご息女様が一生懸命になられていたので」

RL:エアハルトは喜びを噛みしめるように、「……大したもんだ、姫さん」

アルヴィラ:「せっかくの祝いの場です。ま、ここは一献」

RL:「おゥ、すまねえな」と打ち解けた様子のエアハルト。


ハイン:アルヴィラとエアハルトが仲よくなっちゃったじゃん!(一同笑)

アルヴィラ:アルヴィラ基準で言えば、一発殴り合えば分かりあえるから。

ハイン:しかもエアハルトの思惑まで知っちゃってる。なんだ大丈夫か。

アルヴィラ:エアハルトいけるな。


エアハルト:「姫さんも一杯どうだい?」

アルヴィラ:「いえ、私はまだお酒は……」


RL:第2話で飲んでたくせに(一同笑)。

アルヴィラ:あーそういえば(笑)。きっとトラウマなんだよ。


ハイン:「アルヴィラ。これはいいお酒ですから、悪酔いはしませんよ」 耳打ちする。

RL:「まあまあ、固いことは言いっこなしだぜ」そう言いながらエアハルトが注ぐ液体は、澄んだ黒さを持ち、そして若干とろみもあった。


ハイン:…………あれ。

アルヴィラ:ん?

ハイン:……黒い?

RL:ふへへへ。うん、黒い。

ハイン:なんかさー。

RL:うん。とくとく。

ハイン:オープニングで見かけたじゃん(笑)。

アルヴィラ:あ!(気づいて笑い出す)

RL:アルヴィラは〈知覚〉判定を。目標値は10。

アルヴィラ:……成功した(笑)。「あれ……この液体……どこかで見たような……え?」

ハイン:マジかよ。マユちゃんすげー(笑)。

アルヴィラ:「……え?」

ハイン:ヴィルヘルム家の3人はポカンとしている。


「えええええええええ!!?」



 アルヴィラの絶叫が、軌道にこだましていく。

 ま、たまにはこんな日常も……ということで。



「くしゅん」
「風邪ですか、マユさん」

「……いえ、何か誰かに噂されてるような」



トーキョーN◎VA The Detonation
おつかいプリンセス☆バイバイデイズ

――とりあえず、FIN――









inserted by FC2 system