リサーチ7 ――“スレイプニル”と“サーフェイス”――


シーンプレイヤー:なし/タロット:アヤカシ(逆)

ハイン:ところでRL、脳内爆弾の解除って?

RL:《買収》打ち消せるような神業であれば可とする。《不可触》とか《完全偽装》もOK。


アルヴィラ:って、ことは本人で抜けれるの?

ハイン:え、そうだったんじゃないですか? 晴海はこの状況を楽しんでるものだと思ってました。

晴海:ええ、まあ。

アルヴィラ:こいつーーー!(一同笑)




カット進行


RL:距離は近、近で敵味方に分かれよう。

ハイン:一応戦闘能力がないわけじゃないんで、トループも参加させます。

RL:セットアップです。スレイプニルが〈実験体〉を使用。達成値は14出して、【生命】を2点上げる。

晴海:〈自動防御〉。達成値は10。2枚追加の全部リアクション宣言。「いつもあなたを守っていた結界を越えられますか」

アルヴィラ:「ああ、突き崩してみせるさ」

晴海:「やれるものなら」

RL:そして《突破》。「何人、生キ残レルカナ……?」バルカンをトループに向かって放つ。

ハイン:うー、仕方ない。食らいました。演出ですが、辛うじて生き残ったトループを下がらせます。

アルバート:「なんて弾幕だ! ハイン様申し訳ありません!」

RL:じゃあイニシアチブ入って、最初はスレイプニルね。タイムゼロを起動して〈白兵〉。近距離まで届く斬機剣を使って回転斬りの要領で、リーベに攻撃。達成値はクラブの15。

リーベ:15ですか? 隠那最強説(笑)。

RL:うお、しまった制御値で弾かれた。

一同:隠那すげー。

RL:だが、続けてこちらの行動だ。〈オーヴァーレブ〉。達成値は23。プロットを4枚にし、今のは準備体操みたいなもので(笑)。 〈白兵〉で攻撃。再びリーベに、22。

リーベ:レシピエント使用。制御値25にして防ぎます。

RL:もう一度アタック。達成値29。

リーベ:〈写し技〉〈門前の小僧〉。〈運動〉の代用してレシピエントです。達成値31(爆笑)。

RL:スレイプニルは高速で胴体を回転させて連続で切り刻もうとするが――。

リーベ:「うわっ」と、さすがに避けきれず、首を斬首される(一同笑)。と思ったら瞳が青くなり、そこから体が炎に包まれた後、元に戻る。「い、今なにが? 俺は死んだんじゃないのか?」

アルヴィラ:「相変わらず、バケモンかよ……」

RL:次は生身で登場してるハイン。

ハイン:〈盾の乙女〉でアルヴィラを行動させます。ハートのAを渡しますが、コマンダーの効果で12扱いです。

アルヴィラ:「んじゃ突っ込むとしますか!」スリーアクション、コンバットリンク、JJF、タイプDを起動。メジャーで〈白兵〉〈運動〉〈修羅〉。達成値は26。

晴海:[受け]を宣言。スリーアクションでマイナーを増やして、JJF、シックスセンス、インテグラルに持ち替え、〈運動〉〈白兵〉で26。防いだ。


アルヴィラ:止められたー。

RL:あ、移動も無効にしてね。

ハイン:[受け]ですけど?

RL:組み合わせてる以上、対決に敗北したら原則としてすべての効果は適用されない。〈連撃〉とか〈二刀流〉みたいに例外はあるけど。今回は達成値で敗北したからね。実際は命中すらしてないんだよ。

アルヴィラ:この場合だと弾かれるのかな。

RL:盾チャージでもいいし、その場で足をとられたとしてもいい。N◎VAだと結果から原因を考える方がいいよ。


アルヴィラ: じゃあ、その多脚ウォーカーに向けて、一角槍で思い切り突っ込む。

晴海:だが、君の視界の端に晴海が映ったと思った瞬間、何か透明な壁のようなものにぶつかる。そのまま力任せに押し返そう。「なるほど、いい踏み込みでした」

アルヴィラ:「へぶッ! ――いってーな、おい!」 顔を打ち付けて悶絶する。そしてまた俺の番だな。さっきの組み合わせに〈※二天一流〉を追加。達成値は22。

RL:22、それならスレイプニル自身がリアクションしきれるな。〈白兵〉〈※ク・フレ〉。(スペードの2を出す)

リーベ:え、それで行けるの(笑)。

RL:うん、スプートニクも使用して24だ。これがアイアンメイデンの強さだよ。固定値は友達。

アルヴィラ:たぶん当たったら死ぬよな……。

リーベ:《チャイ》を使用します。横槍失礼する。偶然にもスレイプニルの足元に石が落ちていて、バランスが崩れます。

RL:OK、向こうの達成値は22だってさ?

晴海:インテグラレルで受けよう。達成値20。ごめん、届かなかった。


ハイン:差分は2ですか。

RL:いや、対象はこっちだから差分は22。《チャイ》によって〈※ク・フレ〉の達成値が0にされてる。

アルヴィラ:え? 受けのリアクション値じゃないの?

RL:うーん、そうすると、たとえば差分値攻撃に対して味方がわざとリアクション失敗して差分値稼ぐとかもやれるよね。公式リプレイでも他人からのリアクションで差分計算してるし、いいと思うんだけど、今回はこういうやり方もあるよってことで。


アルヴィラ:なるほど。じゃあ受け値分減らして、ダメージは刺の34。

RL:23まで減って、それをパロットで20点吸収。[パーツ破損]。キャノピーが欠けるが、「行動ニ、支障ナシ」。続けて〈二天一流〉どうぞ。

アルヴィラ:「ちっ、さすがにかてーな!」〈白兵〉〈運動〉〈修羅〉〈※二天一流〉で26。

RL:〈白兵〉〈鉄壁〉〈操縦〉。移動するために〈※ク・フレ〉を組み合わせるが、スートが組み合わないのか。山札判定……わぁい。

一同:ファンブル(笑)。

アルヴィラ:差分26で、ダメージは刺の43。

RL:だが《難攻不落》で防御する。次はハインか。

ハイン:〈社会〉って組み合わせできます?

RL:演出次第だね。

ハイン:「スレイプニルと言ったな。貴様の情報は既に調べ上げている」〈交渉〉〈社会:企業〉〈ホットライン〉。達成値は17。

RL:OK、通そう。

ハイン:切り札ルールを使用して精神ダメージ11。「父上が見ろ、と言っていたアストラルとはこれか……」と言って眼帯を外すと。

RL:更木、剣八……!(爆笑)

ハイン:違う! 違う!(笑)日本人カラーの瞳があります。「私の物になれ」と、ドイツに置いてきたタイプマーズとリンクして命じます。

RL:精神ダメージ軽減の方法は、ないか。理性の制御判定を山札から。(めくる)Aが出たけど、失敗! スレイプニルは[昏睡]してしまうが、《完全偽装》を使用して、光学迷彩により消えようとする。捕獲したかったら神業を切るんだね。

ハイン:《買収》! PSだもん!

RL:即座に言うね(笑)。スレイプニルが消えようとしたその瞬間、アルバートが撤退していたトラックの荷台からシュババババッ! と捕獲用バインドワイアが飛び出してくる。

一同:トラックうううううう!!(爆笑)

アルバート:「目標確保。ミッションコンプリートにございます」

アルヴィラ:さて、晴海の爆弾はどうしようか。「後は、てめえだけだな……!」腕をぐるんぐるん回して近づいて行こう。

晴海:うーん。神業ない状況でここまでよくやったと言うべきか……。

アルヴィラ:残ったプロット1枚で、生身殴り。〈白兵〉〈運動〉〈修羅〉。達成値は21のスタン攻撃。

晴海:〈運動〉〈空蝉〉。達成値は諸々含んで24。

アルヴィラ:そこで《不可触》しようか。一角槍を持ってないほうの拳で殴り掛かるわけだが、避けられた先を読んでいて、そこにピンポイントで槍の先端を突きつける。脳内爆弾を破壊するという演出。

晴海:いや、いいよ。《完全偽装》使う。「あなたはあなたのためにその力を使いなさい」

アルヴィラ:その槍すら止められた、と。

晴海:「いけませんね。王が臣下のために足労なさるとは」

RL:とんだ茶番だった……!(笑)

晴海:「あわよくばあのウォーカーを入手して、もっと面白いことができると踏んでたんですけど。ま、お遊びはこれまでです」〈白兵〉〈運動〉〈死点撃ち〉で21。スタン攻撃だ。

アルヴィラ:生命の制御判定はできない……。山札も失敗。

晴海:「まだまだです」と言って峰打ち。ストーン。

RL:はい、晴海の勝利、ということで戦闘終了しようか(爆笑)。

晴海:もうちょっと暴れたかったんだがな。お前ら叩きのめした後、スレイプニル手に入れてケントブルースに突撃したかった。



舞台裏



RL:〈社会:ヴィル・ヌーヴ〉で14。

アルヴィラ:気絶してるし、手札も回したいから失敗。

RL:やったああああああ!(爆笑)






リサーチ8 ――彼女のパラノイア――


シーンプレイヤー:偽ヴィラ/タロット:ハイランダー(正)

RL:ここのシーンプレイヤーはゲストです。偽ヴィラは〈社会:社交界〉〈リクエスト〉を使用する。


アルヴィラ:〈リクエスト〉? 何それ。

リーベ:(リクエストの解説を読み上げる)つまり来い、ということですね。 あれ、しかもこれダメージを組み合わせてはいけないとは書かれてないですね。

RL:偽ヴィラはそこまで卑怯な真似できないよ(笑)。

リーベ:マニマニさんならしたかもしれない(一同笑)。


RL:組み合わせは他にあるぞ。ホットチリ起動、〈交渉〉〈一期一会〉を追加して21。

ハイン:アルヴィラだけ呼ばれるんですか。


アルヴィラ:でもあの流れの後でどうやって?

RL:シーン制のゲームだから、本来は流れなんて関係ないんだけどね。まあ、トイレに行った隙とか色々あるだろ。


アルヴィラ:じゃあ一人になった隙を見計らって接触してきたとかそのあたりか。

RL:チームは解消するものとして、登場は新たにしてくれ。本当はここに〈※キープオフ〉すると強いんだけどね。さて、アルヴィラの演出はどうしよう。

アルヴィラ:北米から帰る途中、ほんとに御手洗いでいいです(笑)。そういう時間もあるでしょ。 その合間に、晴海がどういう経緯で北米に行ったかとか聞いてても大丈夫?

晴海:問題ないよ。話そう。

RL:と、いうわけで、アルヴィラがトイレに行っている間、一行を乗せたトラックは出発していた。この演出に関しては特に深い意味はない。ただの事故だ(一同笑)。

アルヴィラ:「ったく、あのバカ野郎。まだヒリヒリしやがるぜ」と、休憩から戻ってくると、そこには何もなく、ぼーぜんとする。「え……?」

RL:場所は、どこかのパーキングエリアでいいか。アルヴィラの後ろから、ダバダバダバと間抜けな足音。

アルヴィラ:「あん?」

偽ヴィラ:アルヴィラあああ! 死んじまえだよおおおお!《死の舞踏》!!(爆笑)

アルヴィラ:ちょっとまてーーーーーー!? 全力すぎるだろ!?

RL:あ、神業は舞台裏からも使えるからね。登場しながら使ってもいいし。

アルヴィラ:「強……速……避……受け止め……無理!」(一同笑)

RL:武器は、ハンガーでいいか(爆笑)。

アルヴィラ:それはやめろおおおおおおお!!!(爆笑)


晴海:あー、久しぶりのおでプリって気分。

RL:こない? こない!? こないッッ フェイント!!! 脳――――震―――盪!

リーベ:登場して美味しいとこ持って行っていいですか?

アルヴィラ:お願いします。

晴海:リーベが出たことだし、俺らもついて行くか。


リーベ:〈コネ:偽ヴィラ〉で登場して、達成値は15。《突然変異》で《チャイ》します。

RL:偽ヴィラの持つ獲物は、一見ただのハンガーに見えるが、とてつもない力でもって、アルヴィラを[完全死亡]させるには十分な威力を持っていた。

リーベ:「偽ヴィラ!!」 と言って間に割って入る。そして代わりに深々と突き刺さるハンガー。「ぐはっ……!」

偽ヴィラ:「お、お兄さん!」

リーベ:めりこむそれをガシッと受け止めて、演出吐血(一同笑)。そのまま無様に倒れる。

アルヴィラ:その瞬間、目の前で何が起きたか悟る。「お前は……!」 敵意もあらわな視線。

晴海:「おや、この子は確か」

アルヴィラ:「――てめえ、いきなり現れて人をマカブるたあ、どういう要件だ」

晴海:「まあ、この方にも色々事情がありますから、ねえ? エンリル・チルドレン?」

アルヴィラ:「……エンリル・チルドレン?」

晴海:その情報は話しちゃうよ。

偽ヴィラ:「くそ、知られてただか」

リーベ:「なん……だと……?」 醜く倒れてびっくりしています。

晴海:「そちらで倒れてるリーベさんも、その被験体だとか……。まあ、大人の都合のため作られた道具というところですね。今の彼女は割とフリーダムなようですが」

アルヴィラ:「だからと言って、いきなりマカブる理由にゃなんねーよ」 一角槍をちらつかせながら迫るぞ。

晴海:「そこです。なんでいきなり姫様を襲ったりなんてしたんです?」

偽ヴィラ:「う……うぅ」


リーベ:なんで雰囲気が学級裁判なんですか(爆笑)。

アルヴィラ:チンピラだよ、俺は。

晴海:姫様おすわり。


RL:困窮した様子の偽ヴィラは、うつむき加減だったが、「……うるさいだよ」と静かな怒りとともに槍の先端を掴む。ミシリと、音を立て始める一角槍。

晴海:あー、やる気だ。

偽ヴィラ:おらは……おらは……偽ヴィラなんかじゃない!

晴海:「本当の名前でもあるんですか?」

偽ヴィラ:んなものねえ」(爆笑)

晴海:自我を手に入れたウォーカーとか、カゲムシャとか、そういうのが多いですねえ。

リーベ:アルヴィラの足元に倒れてるはずなんで、その裾を掴む。「やめて、くれないか。彼女は大切な人間だ」

アルヴィラ:「ちっ」 槍を振りほどこう。悲しきかな、命の恩人の頼みは断れない。

リーベ:ハンガーで受けた傷は、炎に包まれて治っていく。

RL:偽ヴィラはマスカレイドを起動する。そしてまとっていたローブを脱ぎ捨てると、衣装はアルヴィラのものと一緒だ。エンジェルボイスで声も模倣する。「おい、リーベ」

リーベ:あ、正しいアルヴィラだ(爆笑)。立ち上がって向き合います。「どうしちまったんだよ、偽ヴィラ」

偽ヴィラ:「俺は、偽ヴィラなんかじゃねーっつってんだろ?」

リーベ:「やめろ!」

偽ヴィラ:「なあ、見てくれよ。どっちが本物だ。俺とこいつ、どっちが違うっていうんだ?」

リーベ:「やめろ、《神出鬼没》されない限り俺は惑わされないぞ」

偽ヴィラ:「あんまりふざけたことぬかしてっと、てめえの《神出鬼没》に《プリーズ!》するぞ!」

リーベ:「やめろおおお!」(爆笑)


 リーベは宿主にクロノ王を指定しています。
 よって、《プリーズ》などでアナザーライフが適用しない本来の《神出鬼没》を使用すると、「あの時死んだのはリーベだった。ここには本物のクロノ王がいる」と処理されてしまうのです。


リーベ:お、落ち着きましょう。なんでシリアスにできないんですか(笑)。

ハイン:RL、ハインはこのシーンに登場しません。登場するとだめになる気がする(笑)。

リーベ:「お前は、俺の妹だ。色んな思い出が俺の中にはある。俺にははっきり分かる。お前は……偽ヴィラだ!!」(爆笑)

アルヴィラ:ま、まて……今なんと?

リーベ:「お前が誰かなんて関係ない。お前は偽ヴィラだ! 俺には分かる!」(爆笑)

偽ヴィラ:「俺は、偽ヴィラなんかじゃねええ!」 マスカレイドの人格チップを切り替える。「私たちは、オリジナルと生まれ変わるために生まれた存在。あなただってそうでしょう?」


アルヴィラ:くそ……私のペルソナチェンジをこうもあっさり真似するとは。

ハイン:むしろマスカレイドする向こうが正統(笑)。


リーベ:「ああ、どうやら、そうだったらしいな。だが、そんなことは薄々理解していたさ。奴と会った瞬間――なんたって同じ顔なんだからな」

偽ヴィラ:「リーベ。あなたも知っているはずです。私と、同じ存在のあなた、そしてオリジナル。残った方が本物であると。魂がそれを求めているのが」

リーベ:「ちがう!」

偽ヴィラ:「だから私は、あなたといるために……」

RL:彼女はぐっと口をつぐむ。


アルヴィラ:ああなるほど。

晴海:クロノ、アルヴィラとして互いに偽っていれば、ずっと安心だと。


RL:そしてマスカレイド。アルヴィラにキッと目を向ける「……てめえを殺しに来たんだよ! なり替わるためになあ!」

アルヴィラ:思いっきり不機嫌な顔になるが、まだ何も言わない。

リーベ:「そんなことをしても何にもならないぞ。俺は、クロノになる気なんて、さらさらない! 俺は俺の生き方をしていく」

偽ヴィラ:「でも、それ以外の生き方なんて、オラは知らないだ」

リーベ:「知らないなんてことはないだろう。お前は兄貴と会ったはずだ。俺と会ったはずだ。そしてあの公園で、吐くまで飲んだ思い出を!」

晴海:思い出される吐しゃ物色。

RL:偽ヴィラは頭を抱えてうずくまる(爆笑)。「やめろおおお! 私は、俺は、オラは……」と混乱し始める。「知らない、知らない、知らない……!」

リーベ:「お前は、それを否定するのか! すべてを捨ててまでアルヴィラになり替わりたいのか! 俺との思い出を捨てる事ができるのか!?」

一同:おお、がんばれリーベ。

リーベ:「そんなの……偽ヴィラじゃない!!!

一同:ばかやろおおお!!!(爆笑)

晴海:リーベをこの役に据えた時点で終わってたよ(笑)。

偽ヴィラ:「なら、教えてくれお兄さん。おらは、偽ヴィラじゃないなら、なんなんだ」

RL:その場にある道路標識を引き抜く。

ハイン:イヌ?

RL:じきに分かるよ。「このやり場のない怒りを、どうぶつければいいだ」といったところでカット進行に入りたいが。

アルヴィラ:「……まあ、何かよく分からんが、とりあえずうっぷんが溜まってることはよーく分かった」

晴海:はぁ……。なんでこう、丸く収められないかな(一同笑)。

アルヴィラ:「だが取りあえず、てめえはむかつく。だからよお、あとのこたぁ、コレで語ろうや」 武器を構えますよ。






リサーチ9 ――星に願いを――


シーンプレイヤー:リーベ/タロット:ニューロ(正)



カット進行


晴海:〈自動防御〉はしない。手札もったいないから、叩く。マイナーでスリーアクション、〈マルチワーク〉、シックスセンス、コンバットリンク、JJF、ロゴスを10本くらい。〈白兵〉〈運動〉〈死点撃ち〉でクリアウィップ使用のスタン攻撃宣言。達成値は25。

RL:はい、当たった。リアクションも無いよ。

晴海:ダメージは23。

RL:《神出鬼没》を宣言。晴海が攻撃したのはアルヴィラだった。


晴海:あれ? これってリアクションできるの?

ハイン:もうダメージカードまで出したタイミングですから、無理では。

RL:その通り。〈カバーリング〉と同じタイミング。

アルヴィラ:……あの? こっちやる気まんまんで突っ込もうとしたら気絶させられるんだけど?(爆笑)

RL:晴海が判定すれば、一つ飛ばしてリーベまで順番が回る不思議。


アルヴィラ:どうしよう。

晴海:「……あ」とだけ言っておこう(爆笑)。

アルヴィラ:「……へぶ!」 足を取られて地面に激突。気絶したよ(笑)。2シーン連続で晴海の攻撃で(爆笑)。

リーベ:説得、してみますか。〈交渉〉で達成値が17。

RL:マスカレイド起動してるよ。リアクションなし。

リーベ:Aを出して、ダメージ11です。

RL:感情の制御判定……。Aじゃ無理だなあ。よし、いちかばちか山札判定。(めくる)おお! 成功!


一同:クラブの2いいい!?

RL:今日のRL星輝いた。

ハイン:これで敵の行動に……姫様大丈夫ですか?


RL:だが、気絶して戦闘離脱してるからアルヴィラを狙えない。リーベを狙う。

晴海:あら、意外とファインプレイだった?(一同笑)

RL:演出上はアルヴィラを狙うが、それをかばうリーベに攻撃するという演出でいこう。オートで多生縁魔から〈インスタントアーム〉取得。

ハイン:なるほどー。

RL:スリーアクション、ガルーダ、ドラッグホルダ(ブーストハート、斉天大聖、ロゴス)、〈インスタントアーム〉。メジャーで、〈白兵〉〈運動〉〈交渉〉〈粉砕剣〉〈疑似餌〉。達成値は24。

リーベ:自分はレシピエント。感情の制御値を30にして弾きます。スッと、さも優しそうに。

偽ヴィラ:「この力は……柔の拳」(一同笑)

リーベ:で、順番が回ってきますね。今度こそ〈写し技〉〈門前の小僧〉で〈交渉〉の代用判定。達成値17。

RL:こいリーベ。俺はライフで受ける!(爆笑)

リーベ:ダメージはジョーカー使って11!

RL:山引き……クラブは来たけど、10。偽ヴィラは説得され、矛を収める。

リーベ:ふう……。なんとかなった。


RL:戦闘は終了。遅れてやってきたアルバートのトラックから捕獲用のロープがシュババババ!

アルヴィラ:なんで!?(爆笑)

リーベ:〈交渉〉で説得したのにそれですか!?(笑)

RL:冗談、冗談。

リーベ:びっくりしたー。

RL:思いのほか俺もびっくりした(爆笑)。まあ、プロットを破棄して描写を続けようか。


リーベ:「すまなかった……」 頭にぽん、と手を置いて、抱きしめてあげよう。「俺は勝手に、お前の兄貴だなんて名乗っておいて、何も分かってやれなかった。勝手に変な名前を付けたり、巻き込んだり、お前の心をもて遊んだり」(一同笑)

RL:なんというマッチポンプ。

リーベ:「何をされても文句は言えねえよ……」 偽ヴィラに聞こう。「俺は、こんな顔してるだろ。だから……お前を見て放っておけなかったんだ」

RL:「放っておこうと、したくせに……」と偽ヴィラは泣きそうな表情。

リーベ:「自信が、なかった。お前をいずれ、アルヴィラの偽物として扱うんじゃないかと。一緒に、いれなかったんだ」

偽ヴィラ:「バカだよ……お兄さんは、大馬鹿野郎だよぉ……!」

晴海:「ばかぁ。寂しかったぁ」 この2人イライラしてきた(爆笑)。

RL: そろそろシーンを切ろうか、仲良くなった2人の後ろにエンドロールが流れ始める。


少女は孤独の海にいた
希望など、はじめから持たない方がいい
そういう生き方に慣れていた

だから、憎くなった
なんでももってるあのひとのことが

パンドラの箱には、希望が詰まっているのだろうか
それとも――

トーキョーN◎VA The Detonation
「おでかけプリンセス☆パラノイア」

――願いは彼方、星に《プリーズ!(願いを)》――



RL:きらーん。

晴海:「はあ……なんなんですか、この茶番」(爆笑)

アルヴィラ:俺は後ろでピーヨピーヨと伸びている(爆笑)。


リーベ:ひどい(笑)。

RL:最初はシリアス路線で考えてたけど、マニマニがオープニングで死んだのと、相手がリーベのせいで全てぶっ飛んだ(爆笑)。

晴海:まだこれからだ。ケンちんが残ってる。


舞台裏



RL:ハイン、出なくて正解だったよ。

ハイン:ハハハ。次にスレイプニルとのシーンをやりたかったのもありますしね。手札を回しておきます。






inserted by FC2 system