リサーチ13 ――無法者たちのコンチェルト――


ルーラーシーン/タロット:マネキン(逆)


 どしゃ、と――。
 ひとしきり喧噪が続いた空間に、静寂が訪れた。

 そこはリッツガルド城内。エントランスホールでは、あちこちで血に濡れた兵士たちが倒れている。
 リッツガルドの衛兵。そして見覚えのない軍服に身を包んだ軍人。その中で一人、クロノが血を払うかのようにアウトレイジを振るう。

「さすがだな。ミカヅチ部隊が手も足も出んとは」
「……来たか、巌倉」
 クロノは悟っていたかのように、音もなく背後に立つ男に答える。



巌倉:「久しぶりだな、クロノ」

クロノ:「15年ぶり……といったところか」

巌倉:「老けたな」

クロノ:「腕は落ちとらん。――そういうお前は変わらんな」

RL:巌倉の見た目は30代のまま。本来なら還暦を過ぎているはずの年齢だ。

ミリシア:はぁー。

巌倉:「ふん。死んだぞ、お前の娘は」

クロノ:「死なんよ、あいつは」


リーベ:買ってくれてますねえ。

アルヴィラ:ほんとだ。意外とびっくり。


巌倉:「ふっ、相も変わらずウェットなやつよ」

クロノ:「御託はいい。今度は貴様の命ごと刈り取る」

巌倉:「やってみろ」

RL:剣を構える二人。ピリピリとした緊張感が立ち込める。一触即発、といった感じだ。

ハイン:ペルソナは?

RL:今はクロマク。巌倉を見据えたクロノが一呼吸置き、剣を振りかぶろうとした時、視界がぐらつく。

クロノ:「なっ――!」


「ばぁーか。誰がお前の相手なんかするかよ」
 その手には、小さな小箱が乗せてあった。
「聖遺物。お前は一度戦場で死んでいる。こいつでお前の体に埋め込まれた聖遺物を反応させてもらった!」
 まさに万年の願いを成就した気分だったのだろう。
 巌倉岩鉄は、狂ったような笑い声を上げた。

「ここが、お前の墓場だ!」



アルヴィラ:なるほどねー。

RL: クロノ王って、実は1話でリヒャルトに捕まってんのよ。なぜあの程度の組織がこの親父を捕まえられたのか――そのカラクリが聖遺物にあったわけだ。巌倉はその答えを調べ上げ、15年越しの計画を始動させたってわけ。

アルヴィラ:ってことは奴らも一枚噛んでたのか?

RL:そのへんはまだ詳しく決めてない(笑)。巌倉はとどめを刺そうとはせず、くるりと背を向ける。

ハイン:お?

巌倉:「そこで弱ってろ。なぶり殺しじゃ生ぬるい」

RL:だが、その眼前をさえぎる炎。二人を取り囲むかのように、燃えたぎる業火。

クロノ: 「この程度で、このワシを抑えられるとでも思ったか」

アルヴィラリーベ:親父ぃぃぃ……!

巌倉: 「思わんよ。だが十分だ」

RL:次の瞬間、炎で囲まれた円の外には軍用全身義体の大男、そして一振りの斬魔刀を差した女が立っていた。例のカブトとクグツね。

巌倉:「あとは任せたぞ。弱っているとはいえ、気を抜くな。白竜(パイロン)、お前は俺とともに来い」

白竜:「御意」

RL:そして場面は暗くなっていくんだが、最後にクロノはスッと目を閉じ、《死の舞踏》を宣言する。

一同:おお!?


RL:うって変わってここは上空。飛行機雲を作りながら何かが飛んでいる。

リーベ:(何かに気づく)ぶははは(笑)。

アルヴィラ:……あれ、この空気、もしかしてギャグ空間?(一同笑)


武秀:「おいじじい。早くこの縄を解け」

柳:「ほ。もうすぐじゃ」


アルヴィラ:もーやだ……もー来んなこいつらあああ!(爆笑)

ハイン: シリアスブレイカー(笑)。


土門:「感じる。匂いが。くんかくんか」

武秀:「くんかくんか」

アルヴィラ:もーやめてくれえええ!(爆笑)

土門:「はやくいきたいいい! マイハニイイ!」

武秀:「おいケダモノ。軌道が変わるからあんまり体をゆするな」

土門:「おお、すまんすまん」

RL:土門は縛られたままぶるんぶるん体を震わせている。そして丸太の上を見て何かに気づく。


土門:「……あれ、お師は?

武秀:

一同:…………師匠おちたああああああ!?(爆笑)


RL:また場面は変わる。本来ならシーンを切りたいとこだけど、同時間軸ってことで。円卓会議室。ミシェル・ムーアが議長を務めてる。

ミシェル:「……集まりが悪いですね」

議員:「あらあら、ドイツの小娘がいないじゃないの」

議員:「突然の呼び出しとはいえ、この非常時に不謹慎な」

アルヴィラ:少なくともドイツ、フランス、リッツガルドは欠席だな。

RL:さて、会議が始まろうとしたその時――扉がバタンと勢いよく開かれる。眼鏡をかけた、線の細い青年。下に“シャルル・バルバトール”とテロップが入る。


ハイン:シャルルきた(笑)。

アルヴィラ:お前だと思ったよ(笑)。


RL:思わず激昂する議員たち。「貴様! どの面下げて来た!」

シャルル:「この面さぁ。見れば分かるだろう?」(爆笑)

RL:そのあまりにもふてぶてしい態度に、周りは開いた口がふさがらないといった感じ。

シャルル:「どういう状況か……聞かせてもらおうじゃないか?」

議員:「見ての通りだ。貴様も小耳にははさんでいるのだろう」

シャルル:「まったく、だらしのない人たちだ」

議員:「なんだその言いぐさは! 出ていけ! 貴様の座る席など、もうここにはない!」

RL:さて、ここから覚悟してね。その怒り狂う議員の後ろから、上等なスーツに身を包み、シャツの襟を立て、ポケットに手を突っ込み、崩したオールバックなチョイ悪親父が歩いてくる。一見、レッガー風な。

一同:……だれ?

シャルル:「……だってさ、おじさん?」

RL:そしてテロップが入る。“エアハルト・ヴィルヘルム”


 一瞬静まったあと、爆笑する一同。


一同:親父いいいいいいい!!!!!(爆笑)

ハイン:(何も言わず笑っている)

アルヴィラ:ここでお前が出てくるか!(笑)

RL:円卓内の大多数は驚愕の表情。「お、お前は……エアハルト! 生きていたのか!」


アルヴィラ:死んだと思われてたのか?

RL:いろいろ策謀があったのよ。

ハイン:一年前に代替わりしてるんですよ私。


議員:「貴様はもうこの席から降りたはず! ここに来る資格はない!」

エアハルト:「おいおい、あいつァ俺の代理だぜ? この席を明け渡したつもりはねえな」

RL:ドカッと、シャルルのふてぶてしさにバージョンアップして足まで乗せて。(一同笑)

エアハルト:「ジジイどもが……しけこみやがってよォ」

RL:煙草に火をつけようとするけどオイル切れで、舌打ちしながら隣の人に「おい、火」とかやってんのね。(爆笑)

議員:「貴様、ここがどこだか分かっての狼藉か」

エアハルト:「あァ? ここがどこか、よりもよォ。てめーらがどういう状況にあるのか理解してんのか?」


アルヴィラ:しかも、さっきの話聞いてるとこいつ武闘派なんだよな。

リーベ:話のできるクロノ……怖い。

アルヴィラ:こえーーーー!!(一同笑)


エアハルト:「来てるぜ、やつら」

議員:「は?」(一同笑)

RL:話の流れが見えずぽかーんとする円卓議員たちに向けて、エアハルトはリボルバーを滑らす。ほとんどの人が「なんだ、これは」と怪訝な顔。

エアハルト:「チャンスをやる。ベットはてめーらの命。生か死か、デッドオアアライブの駆け引きだ」

RL:そしてエアハルト自身も銃を取り出し、構える。その意図を理解し、慌てふためく議員のうち一人が勢いよくリボルバーを拾い、エアハルトに向けて銃弾を放つ。

エアハルト:「ちっ……つまんねー。死ねよお前ら」

RL:彼は小型のシールドバリアを展開し、銃弾を弾く。と、同時に建物全体を揺らすほどの衝撃、轟音。そして下の階から聞こえてくる銃声。

エアハルト:「ほら、来やがったぜ。お前とお前とお前、それからお前も。今俺に向けて引き金を引こうとしたやつ。守ってやんねーから。自分の身は自分で守れよ?」(爆笑)

RL:銃弾程度では傷一つつかないはずの頑丈な扉に、銃が撃ち込まれ始めたところで、シーンは終了だ。最後にハインリヒ、キーハンドアウトは公開するかい?

ハイン:では、そうさせてもらいます。


ハインリヒ用キーハンドアウト

 ドイツ代表の座は、父であるエアハルト・ヴィルヘルムから受け継いだものだ。1年前、父は瀕死の重体となって帰って来た。幸いにも一命は取り留め、すぐに軌道へと療養に入った。
 先日、密書が届いた。父は最新の技術によって傷も癒え、すぐにでも現場復帰できるという知らせ。今日が、その日……。父は言った。
「その日は円卓会議に出るな」と。

コネ:エアハルト・ヴィルヘルム(ハイランダー◎) 推奨スート:生命
 キミの父。軌道で療養していたが、本日戻ってくる。



舞台裏



リーベ:エアハルトさん何しに来たんでしょうね(笑)。

ミリシア:何が出来る人なんだろう。

ハイン:ペルソナだけ教えてもらえばいいよ(笑)。

RL:ハイランダー。

リーベ:どう見てもレッガーでしょおおがああ。(一同笑)

RL:ちょい悪ハイランダーって、憧れだったんだ。(爆笑)

ハイン:火器管制システム購入します。アラシが〈物資調達〉で。ハインの報酬点を渡します。

RL:OK。

アルヴィラ:俺、グングニル調べていいかな。

RL:いい、よ……?(一同笑)

ハイン:お腹がすいているとかそういう情報しか出なさそう(笑)。

アルヴィラ:〈交渉〉〈コネ:斬佐〉〈コネ:グングニル〉で17。

RL:グングニルは、例の地底村から地下に侵入するための鍵だってのは知ってるよね?(一同笑)

アルヴィラ:そこは大丈夫。

ミリシア:(思い出しハァハァし始める)

RL:で、そこのエネルギー物質から精製されたものだから非常に強い力を持ってるわけよ。他の聖遺物も、ほとんどは同じ物から作り出されてる。そして、聖遺物にはパズルのように適合する人間がいる。その一人がアルヴィラなわけだ。

アルヴィラ:はー、なるほど。

RL:そこにはアルヴィラの出自が大きく絡んでくるわけだが、まあクロノ王は体に聖遺物を埋め込んでいたから、そこから生まれたってだけでも十分な素質。

アルヴィラ:ある意味、聖遺物の血が流れてるってわけな。

RL:そういうことだね。

ミリシア:私は巌倉岩鉄を調べます。〈社会:企業〉で代用判定して21。


ミカヅチ部隊第9班岩雷隊長。岩雷が壊滅した後、部隊の再編成を図っていたが、最近になってまた新たな動きを見せている。少数精鋭なことに変わりはないが、戦闘力を大幅に増し、ヴィル・ヌーヴ進行を狙っている。その目標は依然として聖遺物の収集。更にはヴィル・ヌーヴの壊滅も企んでいる。


RL:まあ、目的にはクロノ王の排除も含まれてるけどね。そして集めたメンバーってのが、バルトシュタイン、ジャン・バルバトール、飛田金衛(ひだ かなえ)。こいつは黒雷(クロミカヅチ)の隊長ね。

アルヴィラ:他の隊長とか連れてくんなよ……(笑)。

RL:そして王白竜(ワン パイロン)。

一同:…………わん? わん!?(爆笑)

ハイン:あのー、良ければ漢字を見せていただけると嬉しいんですけど。

RL:おう・はく・りゅう!

アルヴィラ:ですよねー! このやろー!(爆笑)

ハイン:ねえ、飛田金衛はいいとして、このワンパクリュウさあ。すごく調べたい(爆笑)

リーベ:えーと、クロノ王の聖遺物を調べるべきなんですけど、ワンパクリュウが気になってしょうがない(笑)。でも、ストーリー上やむを得ない。〈社会:リッツガルド〉で達成値20。

RL:はい、クロノ王は一度戦場で戦死しています。

アルヴィラ:やっぱりか。でもアルヴィラがそれ知ったらめちゃくちゃショック受けんぞ。

リーベ:この情報はホイホイしゃべりませんよ。

RL:んで、その時に聖遺物を埋め込んで命を永らえることに成功しました。具体例上げると、武装錬金やfateみたいなね。しかし、聖遺物がクロノ王の体を蝕んでいるのもまた事実なのです。超人的な力をもたらす反面、この聖遺物というのは大きな弱点でもある。そこを巌倉岩鉄、そしてリヒャルトは突くことに成功したわけだ。

リーベ:アルヴィラはその後に生まれたんですね。了解です。








リサーチ14 ――脱出――


シーンプレイヤー:リーベ/タロット:カブト(正)

RL:全員自動登場ね。

アルヴィラ:そうかー、俺らが脱出できてないことには変わりないもんな。こいつが役に立てば。

ペン:「なによじろじろ見てー。ずんどー」

アルヴィラ:「おい、なんつった、この丸」

ペン:「言っとくけど、あたし人の形取れたらスタイル抜群だかんね」

アルヴィラ:「ほー、おもしれえ。やってみろ」

ペン:「〈人化〉取ったらねっ!」(一同笑)

RL:大丈夫大丈夫。ここまで来たら《タイムリー》の効果も切れるよ。ひゅ〜……と上空から音がする。

リーベ:まさか(笑)。

RL:そのまさかだ。ぶっとい柱が飛んできて、天井に穴が開き、土門と武秀が登場します。《死の舞踏》で縄を切り裂き、《とどめの一撃》で《タイムリー》を打ち消し、《黄泉還り》と《突然変異》で墜落した衝撃を打ち消す。残りの神業もどっかで使い切った。(爆笑)

アルヴィラ:「ごほっ、ごほっ。なんだ……?」

RL:パラパラと瓦礫が散り、土煙の中で立ち上がる2人。

アルヴィラ:ゾクッと鳥肌が立つぞ(笑)。「この――気は」

リーベ:自分もアルヴィラと同じことを言います(笑)。


 リーベは放浪していた時に土門と色々あったという裏設定があるようです。


RL:土門の嬉しそうな顔ったらないね。「匂う……匂うぞお!」(一同笑)

アルヴィラ:一角槍突き刺してやるぞ!?

RL:んじゃ土門はうざいから気絶しててもらおうか。(爆笑)

リーベ:マントで顔を隠しながら「変わらないな。変わらないな……土門の兄貴」ほろり。

アルヴィラ:「それにてめーは王武秀か! 何しにきやがった!?」

武秀:……なりゆきだ

アルヴィラ:どんななりゆきだよ!?」(爆笑)

武秀:「しかしこうしてすぐに目的の奴らと出会えるとは、俺たちも運がいい。おい小娘、こんなところで何をしていた?」

アルヴィラ:「……あー」と上を見上げると、崩れた天井から空が見えてるんだな。「これは、礼を言うべきなのか……な」

ハイン:「今の衝撃で、私もアウトロンが可能になったようだ」

リーベ:「助かったな」

武秀:「また何か、面倒事に巻き込まれているようだな」

RL:上空から見てきた光景を告げる。同じように十数個ある廃棄ドームからも幾つかの勢力が合流し、レジスタンスが本格的に動き出したようだと理解できる。

アルヴィラ:「そこまで外は進展しているか。ハインさん、もたもたしてられねーみてえだぜ」

ハイン:「そのようだな。ミリシア……あなたは、動けますか? 立てますか? 戦えますか?」

ミリシア:さっき落としたジャンのバラを胸に抱えて、「……いきます。争いは止めなくてはなりません」

アルヴィラ:「大丈夫なのか?」

ミリシア:「分かりません。でも、考えるのも面倒くさくなりました」

アルヴィラ:「……とにかく、ここを抜けよう」


RL:脱出を決めたところで、次はクライマックスになるわけだけど、ここで方針を決めていただきたい。

一同:はい。

RL:今回、2か所で騒ぎが起きる。どちらかに加担すると、どちらかが落ちる。リッツガルドと、ヴィル・ヌーヴの中枢ね。

アルヴィラ:分担するしかないってか。

ミリシア:レジスタンスに関しては?

RL:それは気にしなくても大丈夫。動き出した連中はその2か所のどちらかに行ってるし、潜在的なのは時間がかかるから。とりあえず首謀者をどうにかしてもらいたい。

ハイン:この2人(土門と武秀)は?

RL:使ってくれて構わないよ。ただし神業はなし。データだけの《腹心》みたいなもんだね。

アルヴィラ:十分っちゃ十分だな。

ハイン:だって神業使えたら、片方の戦闘はこの人が突っ込むだけで片付きますよ。《不可知》トリガーハッピーで。(一同笑)

リーベ:ひゃっはー強い奴はいないのかー!(笑)


RL:通信も繋がるようになったから、詳しい事情はハインに伝わるよ。

アルヴィラ:とりあえず、リッツガルド城には俺が行くしかないな。

ハイン:リーベのいない方が怖くて仕方ない。

リーベ:前のめりな助っ人ですね。(一同笑)

ハイン:ハインがこの2人連れて会議場に(笑)。

RL:ちなみに、神業は戦場を越えて適用できるものとする。射程が超遠の特技も有効。ヴァニティエンジェル方式でいこう。


ハイン:あ、RL。情報収集したいです。ワンパクリュウがどっちに来てるか知りたい。(一同笑)

RL:いいよ(笑)。んじゃ〈社会:ストリート〉あたりでよろしく。

ハイン:〈盾の乙女〉。リーベに調べてもらいます。

RL:あいよ。この世には、不思議な里があるそうじゃ……。(爆笑)

リーベ:そんなところから始まるんですか!?

ハイン:はしょっちゃっていいです(笑)。

RL:はい、お兄ちゃんでーす。円卓の方に行ってまーす。(爆笑)

アルヴィラ:俺は飛田金衛を調べる。

RL:城にいる。あとはルルブの記述のまんまだね。ついでに他の調べられた他の連中も。巌倉岩鉄は円卓に向かって、バルトはどちらにも登場しないで神業だけ使う。


アルヴィラ:じゃあ、こっち2人(リーベとアルヴィラ)は城。残りは円卓か?

ハイン:うーちゃんと土門両方もらっていいんですか?

アルヴィラ:防御役に土門はいるだろ? 城にいるのは金衛だけみたいだし、いざとなったら〈盾の乙女〉飛ばして。

ハイン:了解しました。


アルヴィラ:大体話はまとまったかな。「おい、王武秀。せっかく来たんだ。お前のその自慢の拳を、全力で振るってみたくはないか?」

武秀:「……望むところ」(一同笑)

アルヴィラ:「どうやら、噂に名高いミカヅチ部隊とやらが来てるらしい」

武秀:「ほう。それは食らいがいのありそうな相手だな」

リーベ:変わってないなあ(笑)。

アルヴィラ:「ついでにそのバカも連れてけ。だが、くれぐれも俺が視界から離れるまで目を覚まさせるなよ」

土門:「なんだ飯か!」

アルヴィラ:「うるさい寝てろ!」

土門:「あう」(一同笑)

リーベ:あ、一応最後に。土門のポケットに『正体明かせないんで他人のフリしてよろしく』とメモを挿し込んでおきますね。

RL:了解、シーンを終了しようか。






inserted by FC2 system