▼カブトワリの特技

<※自動反撃>

 …[避け]と同時に攻撃を命中させられる
 性能 ■■■■□ おいしさ ■■■■□
 回避と攻撃を1回の判定で同時に行える無駄のない奥義。この反撃はリアクション不可になる点も強力。<クイックドロー>などでも達成値が上がるので、1LVだけの取得でもキャストの性能は大きく変わることだろう。看板(NTW35)などの効果で対象を自分に向けさせるとより活用できるようになる。対象が異なるため、<空蝉>との組み合わせは出来ないので注意。

<※禅銃(ゼン・ガン)>

 …LV回手札から追加攻撃を行える
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■■■■
 長射程&フルオートも可能な<射撃>であることを考えれば、カタナの<※二天一流>よりも危険な特技と言えるかもしれない。(RLによっては認められるが)成立するだけで効果を発揮する特技ではないので、組み合わせが[敗北]した場合は追加アクションも発生しなくなるので注意。安心して追加攻撃するためにも、なるべくリアクションを困難にする組み合わせを狙っていきたい。

<インターセプト>

 …銃器で[受け]を行える
 性能 ■■■■□ おいしさ ■■■■■
 武器のダメージ修正が[受け値]になるため、盾を使うカブトよりも高受け値をたたき出しやすい。射程も延ばせるブランチ:ガンスリンガーとの相性は抜群。また、実質[受け値]を3伸ばせる爆裂弾は便利なので、忘れずにプレアクト購入しておくこと。元からダメージ修正の高い搭載兵器を使ってもいいだろう。しかし、達成値だけでリアクションしきれる場合はここまで受け値を強化する必要はない。<白兵>&<射撃>と技能もかさばるので、初期経験点で組むのであれば、効率もよく考えてデータを構築したい。

<片手射撃>

 …両手持ちの射撃武器を片手持ちとして使用できる
 性能 ■■□□□ おいしさ ■■□□□
 両手持ちの武器で<ガンフー>を行ったり、性能の異なる銃で<黒羽の矢>をしたりといった使い方ができる。また、[腕部損傷]の対策にも有効。忘れられがちだが、「搭載兵器」は「射撃武器」と小分類が異なるため、なんらかのコンボを考えていたとしても使用する際にはRLの許可が必要となる。

<ガンフー>

 …至近の対象に銃で攻撃。武器のダメージ修正2倍
 性能 ■■■■□ おいしさ ■■■■■
 銃で接近戦を行うための特技。他のダメージ上昇系特技は組み合わせられないが、その分の威力とロマンは手に入る。この特技を最大限に活用したいのなら、出来るだけダメージ修正の大きい武器を使いたいところ。<片手射撃>や<剛力>で両手持ちの武器を使用したり、<魔器の一族>や<改造>などで武器自体のダメージ修正を高くすれば、より威力は増大するだろう。フルオートの制限は無いため、<ファニング>とも組み合わせは可能だ。

<距離外射撃>

 …攻撃の射程に+1段階
 性能 ■■□□□ おいしさ ■■■□□
 <射撃>を組み合わせる必要はあるが、物理攻撃であれば種類は問わない。この特技を使う場合、出来るだけ敵から距離を離し、反撃を食らわないよう戦うのがセオリーとなる。データ面よりキャラクターを彩る意味合いの方が強いので、戦闘力に不安があるのなら無理に取得する必要はない。

<クイックドロー>

 …<射撃>判定に+LV。即座に武器を準備
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■□□
 達成値はサイバーウェアでも十分稼げるが、<必殺の矢>や<貫きの矢>を取得しているなら合わせて持っておきたい特技である。また武器を即座に準備できる効果も見逃せない。複数の武器を相手によって使い分けるのも効果的だろう。

<黒羽の矢>

 …装備している武器の数だけ同時に攻撃
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■■
 片手に1丁ずつ持つだけでもいいが、バーストアームなど体に埋め込む武器を使うのも便利。一気に攻めることで相手のプロットやリソースを削っていこう。その際は<鼓舞>や<ロケットスタート>が非常に強力なサポートとなる。判定したあとは大抵プロットが尽きてしまうため、複数の敵に対象を分散させるより、一点突破を狙って攻撃するとよい。

<跳弾>

 …<知覚>を組み合わせなければリアクションできなくなる
 性能 ■■■■□ おいしさ ■■■■□
 <知覚>は自動習得技能なので上手く効果を発揮しないこともあるが、それでも十分な牽制にはなる。事前にダメージチャート[14番:眼部損傷]や[19番:5感消失]などを与えていれば更に効果的だ。また、遮蔽物によって不利な修正を与えられたシーンにおいて、多少の有利を得られるかもしれない。

<貫きの矢>

 …受け値を含む防御力を差分値点無視する
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■■■□
 <必殺の矢>はオーバーキル、そしてこちらは的確なダメージを与えるのに向いている。全ての防御力を無視する<死点撃ち>等と比べて見劣りしてしまうかもしれないが、[受け値]も無視できる特技はこれだけである(攻撃オプションの[隙狙い]でも[受け値]無視は可能)。修正値は高いが相手に防がれやすい[爆]属性の武器も効果的に使えるだろう。

<ピンホールショット>

 …ダメージに+[LV+1]。弾丸2倍消費
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■□□
 他のダメージ追加特技より1点分お得。その分弾丸消費は多くなるが、装弾数が少ない銃器以外は大した問題にならないだろう。2LVが最も安定すると思うが、Aを使って[隙狙い]を活用することを考えたらそれ以上取得しても悪くないだろう。この特技を使ってフルオートした場合、どれだけの弾丸を消費するかはFAQが出されていない。演出やバランスを考えて各RLが調整するといいだろう。

<背面撃ち>

 …知覚のペナルティを無視できる
 性能 ■□□□□ おいしさ ■■□□□
 どこまで効果が及ぶのか曖昧な記述なので、使用機会にはあまり恵まれない特技。基本的には暗闇などでも正確な射撃を行うための特技だが、RL判断次第では威嚇攻撃をする際に相手の<無明剣>などを無視してもいいだろう。隠密状態の相手に射撃を行える可能性もあるが、どちらにせよ状況修正をしっかり適用していないと使いづらい特技である。

<花吹雪>

 …[対象:範囲]の攻撃を[対象:範囲(選択)]に
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■□□□
 味方を気にせずフルオートや範囲攻撃武器を使えるのはうれしいところ。<ガンフー>でフルオートを行った際に自分を巻き込まないようにもできる。<旋風撃>や<拡大>と違い、対象を単体から範囲に変更する効果はないが、銃器はデフォルトで範囲攻撃機能を搭載したものが多いため、活躍の機会は意外と多い。

<必殺の矢>

 …物理ダメージに差分値追加
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■■□□
 戦闘系スタイルに多い差分値追加特技だが、<射撃>が組み合わせ前提となるものは<白兵>と比べて少ない。達成値がそのまま火力に繋がる無駄のない特技なので、出来るだけ最大達成値を出せるようなデータを組むようにしよう。

<ファニング>

 …どんな武器でもフルオート射撃ができる
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■□
 フルオートは多くの弾丸を消費してしまうため、基本的にシングルショットのおまけ程度の扱いになりがち。だが弾丸数の問題さえクリアしてしまえば、組み合わせを圧迫せず簡単にダメージ増強できる便利な攻撃オプションとして使える。また、フルオートしたからといって対象は強制的に[範囲]になるわけではなく、[単体]を選ぶことも可能な点はおさえておきたい。シンクロファイア(MDI28)という強力なサイバーウェアも存在するので要チェック。

<※ピンポイント>

 …(与えるダメージ以下で)任意のダメージを指定できる
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■□
 相手に与えるダメージ以下で任意の結果を指定できる奥義。[ダメージ軽減技能]や<障壁>、<カバーリング>などの特技はダメージ指定した後から使えるため、狙った効果を適用できない事も多い。だが、制御判定の発生するスタン攻撃よりは相手を無力化しやすいので、[完全死亡]させたくないというキャストには嬉しい効果だ。アラシのブランチ:ライオットなどを使えば、より確実に鎮圧することもできる。

<エイミング>

 …次に行う物理攻撃の達成値に+[達成値の十の位]点
 性能 ■■■□□ おいしさ ■□□□□
 マイナーで判定できる達成値サポート用の特技ではあるが、それ以上に攻撃前の手札回しが嬉しい。ピンポイントダメージを狙うキャストなら適切なダメージカードを引き寄せやすくなるし、コンバットアシスト(MDI23)などで即座にプロットと手札を入れ替えたりもできる。効果は重複するので<マルチワーク>等とコンボするのもアリだが、安定して20以上の達成値を出さない限り、経験点効率は<クイックドロー>と大して変わらない。最低限の攻撃達成値はサイバーウェア等で確保したほうが無難だろう。2カット目などはスリーアクションが余りやすいので、そういった場面に判定するのもいい。

<スピードロード>

 …弾丸を消費せず攻撃できる
 性能 ■■□□□ おいしさ ■■■■□
 神業による早期決着が多く気にされないことも多い残弾数だが、装弾数が少ない銃器を使っていたり、フルオートを乱発しているとすぐに弾切れを起こしてしまう。そのため戦闘のやり様によっては活躍することも多い特技と言えよう。判定によって購入できない弾丸には対応していないので注意。また、搭載兵器に適用できるかどうかは一応RL判断となる。

<天雷>

 …ダメージ軽減技能を無効化する
 性能 ■■■■□ おいしさ ■■■■■
 武器のダメージ修正に頼って戦うことが多いカブトワリにとって、ダメージ軽減技能を無視できるのは非常にありがたい。この特技と<貫きの矢>、そして適度な達成値さえあれば、アーマー・受け値・ダメージ軽減技能の3点を無視することができるため、カブトワリ1枚でも十分な戦いを行うことが可能となる。

<シャープシューター>

 …<射撃>によるリアクション判定+LV
 性能 ■■□□□ おいしさ ■■□□□
 リアクション限定だが、<インターセプト>が存在するカブトワリにとってはそれなりに使いやすいスキルだ。とはいえ、射撃武器はスマートスコープ(STL106)などで達成値が稼ぎやすいので、それらアウトフィットを使っても達成値が足りない時に取得する程度でいいだろう。

<狙撃態勢>

 …次に行う<射撃>判定に+[カードの数字]点
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■■
 この特技の判定自体でプロットを消費してしまうが、組み合わせ技能「なし」なので、<※灰色の脳細胞>や<※マニピュレーション>を起点に強力なコンボを組む事ができる。達成値の上昇値も破格であり、差分値追加系スキルと合わせることで、オーバーキルも簡単に達成できるだろう。スナイパーとしては、演出上欠かせないスキルである。


[ 集計 ]

性能3点以上は実用的な特技。1、2点のものについては多分に趣味的。

■■■■■ …<禅銃> <貫きの矢> <必殺の矢>
■■■■□ …<自動反撃> <インターセプト> <ガンフー> <跳弾> <天雷>
■■■□□ …<クイックドロー> <黒羽の矢> <ピンホールショット> <花吹雪> <ファニング> <ピンポイント> <エイミング> <狙撃態勢>
■■□□□ …<片手射撃> <距離外射撃> <スピードロード> <シャープシューター>
■□□□□ …<背面撃ち>



性能の平均 3.2
おいしさの平均 3.6

総合点 6.8


inserted by FC2 system