▼ミストレスの特技

<※勝利の女神>

 …セットアップにバッドステータスをすべて回復
 性能 ■□□□□ おいしさ ■■■□□
 ほとんどの場合、使えるのは2カット目のセットアップとなるだろう。脅威となるようなバッドステータスもそう多くは無い。対象がシーン選択といった利点はあるが、組み合わせできないので本来の目的以上のことをするのは難しい。使用する際にはアヤカシの<怪異の時間>でタイミングを操作するといい。

<※女神の御手>

 …他人の精神ダメージに対する[ダメージ軽減技能]
 性能 ■■□□□ おいしさ ■■■■□
 プロットを消費せず誰にでも適用できるので、1LVでも多少の保険にはなる。敵に与える精神ダメージをずらして致命傷にするといった使い方も。この特技1LVに25点支払うのは気が引けるかもしれないが、オーバーキルが当たり前の環境でなければそれなりに強力だ。

<売り上げ>

 …[達成値の十の位]の報酬を得る
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■□□
 毎シーン1点以上は報酬点の獲得が期待できるリサーチシーンに嬉しい効果。オーナーやホステスなど、キャラ立てにも一役買ってくれる。<謎のプレゼント>や<情報屋>と組み合わせて使用すると無駄がない。

<応援>

 …[達成値の十の位]自分の手札を渡す
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■□
 カブキの<シャッフル>と違って純粋な支援として使える。手順としては判定に1枚使用し、補充。それから渡すカードを選べるので手札調整としても優秀だ。RLにクズ札を渡すこともできるが、自分の手札調整以上の意味は期待しないように。合流がスムーズなキャスト向き。

<おしおき>

 …精神ダメージ+LV
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■□
 マインドブラストと比べ、実用的に活かそうと思うと少しコストが重いのだが、演出的に箔がつく点でおいしい。有効活用するなら他のアウトフィットと併用するのがいいだろう。

<肝っ玉>

 …<交渉>によるリアクション判定+LV
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■□□□
 <母性本能>との組み合わせが優秀。リアクショナータイプのミストレスを目指すのなら、これら二つで特技スロットが埋まることも珍しくないだろう。<交渉>に対するリアクションはリサーチシーンにおいてもそこそこ頻度があり、単体での使い勝手も中々。

<共感>

 …Yes/No形式の質問の返答を読み取る
 性能 ■■□□□ おいしさ ■■■■□
 キャスト相手に使うだけでも絵にはなるが、ゲストと対面する調査型シナリオでは《真実》並みに使える場合がある。またこの特技は<誘導尋問>や<リーディング>と違って、対象の<心理>を読み取る技能なので、口で正しく答えさせる必要が無い。黙っていても活用の機会は訪れにくいので、能動的に使おう。

<鼓舞>

 …自分のプロットを[達成値の十の位]枚渡す
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■■□□
 セットアップでプロット3枚にすることも余裕なので、常に先手必勝を狙える。ミストレストループが強いと言われる最たる由縁がこの特技の存在だろう。演出も簡単な上、<盾の乙女>に集中するよりは処理が楽なので初心者向きの特技でもある。

<コンタクト>

 …組み合わせた<コネ>を対象に取得させる
 性能 ■■□□□ おいしさ ■■■■□
 シナリオコネを情報収集に強いキャストに渡すと、リサーチもスムーズに進行するようになる。適材適所。困ったら誰かを頼るといい。<コネ>はそのコネから受ける印象を表すため、取得させた者同士が初対面でも知り合いとなる。不自然だと思ったら「結果ありき」の考えに従い、どうしてそうなるのか考えていこう。

<自己犠牲>

 …他人の受ける精神ダメージを引き受ける
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■□
 <カバーリング>の精神攻撃対応版。<女神の慈愛>や、スケープゴート(NTW33)を使用することで達成値は簡単に上がる。この時引き受けたダメージに対し自身の装備の防御力などは得られないので、[ダメージ軽減技能]やブランチの効果で減少していく必要がある。

<ジャンヌダルク>

 …対象を動かす。達成値+LV
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■■□□
 自分のメジャーアクションで即座に他人を行動させられるが、補助効果を取っておくこともできる<アドバイス>といった性能。プロットは動かす対象と合わせて2枚消費する。自分から攻撃した方が有効な場面もあるので、<盾の乙女>と比較すると少し癖がある特技と言える。<空蝉>などの切り替えし技から使うと無駄が少ない。リサーチにも有効なので、取得するなら4LVで特化したいところ。

<動物との会話>

 …人間以外の生物と意思疎通が出来る
 性能 ■□□□□ おいしさ ■■■■■
 ヒルコとの会話が想像できるが、この特技を活用させてくれるシナリオは稀有だろう。情報収集技能として使えないか提案する以外、趣味以上の効果は期待できない。キャラクターの表現にはうってつけ。

<微笑のベール>

 …精神ダメージ軽減技能
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■□□□
 精神ダメージをLV点軽減できる。前衛に立たないのなら残る脅威は射撃や精神戦くらいだ。精神ダメージの軽減技能は2〜3LVあたりが適度なライン。

<盾の乙女>

 …判定に使用したカードを使って対象は即座に行動できる
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■■□□
 4LV所持するだけでサポーターとしての役割は完結するほど高性能な特技。メジャー、リアクションの両方に対応しているため、いつでも万能に利用できる。リサーチシーンにも使用可能。また、特定のブランチの効果を使うことで、この時渡すカードの数字が上昇する。

<母性本能>

 …他人の代わりにリアクション。対決不可にも対応
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■■■■
 肉体・精神攻撃の両方を<交渉>によって防ぐことが可能。自身には使えない点と、行動を失敗させるわけではないので範囲攻撃には一人分しかリアクションできないことに注意。この特技だけで奇襲にも対策できるのが独自の持ち味となっている。なお、この特技の対象は「攻撃対象となったキャラクター」なので、組み合わせる際には注意したい。

<吉祥天>

 …精神攻撃自体を失敗させる
 性能 ■■■□□ おいしさ ■□□□□
 <母性本能>の影に隠れている特技だが、これにより<熱狂>による範囲攻撃やシーン攻撃への対策が可能となる。しかし<狂信者>や<消沈>と違って物理攻撃には対応しておらず、精神戦の頻度も相まって、わざわざ取得する必要もないといった原状か。

<女神の抱擁>

 …対象の制御判定を成功させる
 性能 ■■■■□ おいしさ ■■■■□
 あれば嬉しい、そんな特技。際どいバランスで戦闘を行うと制御判定の機会は意外と多くなる。プロットを消費してしまうが、それ以上に制御判定を悪用された時の方が厄介なので、1LVでも持っていると安心感が違う。

<声援>

 …対象の達成値+LV
 性能 ■■■■■ おいしさ ■■□□□
 <アドバイス>や<バックアップ>と同じく、いつでも達成値の補助ができる。すでに<ジャンヌダルク>という優秀なサポートが存在するミストレスだが、タイミングはこちらの方が幅広く、<戦術>や<カバーリング>に対して使用することも可能。状況によりどちらを優先するか判断するとよい。

<女神の慈愛>

 …<自己犠牲>の達成値+[LV×2]
 性能 ■■□□□ おいしさ ■□□□□
 そのままでは使いにくい<自己犠牲>を使いやすくする特技。<カバーリング>における<最後の砦>のような特技が無いため、上手に使いたいのなら経験点もかさんでくる。

<※士気高揚>

 …対象の取得している技能ひとつのLVに+1
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■□□
 対象はシーン選択と広く、そのカットの終わりまで効果は持続する。「技能」とは書かれているものの、一般技能と括られていないので特技レベルを上昇させることも可能である。しかし、<居合>などのように重ねることで効果を発揮するタイプの特技LVを増やしてもうま味は少ない。むしろ低LVで取得している<羅刹>や<練気>などの判定スートが増えることの方が嬉しい。

<女神の晩餐>

 …範囲の対象にフーズを使用する
 性能 ■■■□□ おいしさ ■■■■■
 フーズの効果は基本的にアクト終了時まで有効である。各自必要なフーズを用意してもらっても差し支えないが、【外界】の低いキャストにとっては<売買>の手間も省けて嬉しい効果だ。といっても現状ではそこまで大きい効果がないため、活用するのならCFCのワークス装備(WOR36)も含めて利用したいところ。


[ 集計 ]

性能3点以上は実用的な特技。1、2点のものについては多分に趣味的。

■■■■■ …<鼓舞> <ジャンヌダルク> <盾の乙女> <母性本能> <声援>
■■■■□ …<女神の抱擁>
■■■□□ …<売り上げ> <応援> <おしおき> <肝っ玉> <自己犠牲> <微笑のベール> <吉祥天> <士気高揚> <女神の晩餐>
■■□□□ …<女神の御手> <共感> <コンタクト> <女神の慈愛>
■□□□□ …<勝利の女神> <動物との会話>



性能の平均 3.1
おいしさの平均 3.3

総合点 6.4


inserted by FC2 system